聴覚障がいのある子どもたちとのかかわりは難しい?!
「聴覚障がいのある子どもたちとかかわるのって難しい…」
「手話を覚えるのは大変そう…」
「いやいや、補聴器や人工内耳をつけているから、話せば分かる?!」
そう思っていませんか?
障がいに関係なく、忘れてはならない大切なこと
ではここで、みなさまは子供たちとかかわるときに、何を大切にしているか、どんなことに気をつけているか、改めて考えてみましょう。
まずは、子どもたちとの仲をしっかり深めていくのではないでしょうか?
子どもたちとの「関係作り」。
障がいの有無にかかわらず、ここがスタートになりますよね。
聴覚障がいのあるなしで、子供たちとの「関係作り」はどう違う?
聴覚障がいがありますので、もちろん、目で見て分かる視覚的情報は大切です。
そうなると手話が重要と思われるかもしれませんが、視覚的情報は決して手話だけではありません。
例えば単純なジェスチャー(指さしなど)、表情、絵やカード、写真などなど…
仙台太白区長町にあるブライト仙台でも、視覚コミュニケーションで使えるものは、手話を含めて何でも使います!
何よりも「子どもたちの目線で考えること」が重要!
そして何より大切にしていることは、「相手を理解しようとする姿勢」と「共有すること」。
「子どもたちが伝えたいこと、言いたいことは何か?何を見ているのか?」
子どもたちの目線に自分も合わせて、周囲の様子をよく見てみましょう。
楽しさ、驚き、嬉しさ、発見、悔しい、悲しい…色々な気持ちを共有してみましょう。
そして、「あなたのことを分かっているよ!」「その気持ち、共有しているよ!」と、しっかりアピールしてみてください。恥ずかしがらずに、表情豊かに伝えてみてください。
どうですか?明日からでも、いえ今からでも、やれそうではありませんか?
何も特別なことは必要ありません。
手話がまだ出来なくても、子どもたちとの「関係づくり」はできる!
そう思えるだけでも、気持ちが楽になりませんか?
聴覚障がいのあるお子さんたちとのかかわりに悩んでいる方へ、少しでも最初の1歩を踏み出す一助となればと思います。